ブランド牛・和牛・国産牛【牛肉なび】

村上牛(新潟県)ブランド牛の紹介

新潟県の下越地方、村上市といえば、知る人ぞ知る鮭の産地、そしてコシヒカリの産地として知られていますが、この村上市のもうひとつの名産品として知られるブランド牛が、村上牛です。

 

ブランド牛としての村上牛の銘銘の歴史は比較的新しく、1988年に誕生しました。黒毛和牛の格付等級で、A-3、B-3以上の和牛には「にいがた和牛」という名が与えられていますが、その「にいがた和牛」のうち、新潟県村上市、関川村、胎内市で飼育された和牛で、かつ等級がA-4、B-4以上のものを、特に村上牛と呼ばれています。

 

村上牛の素牛は、村上市周辺エリアをはじめ新潟県内、そして岩手県や宮城県、山形県などからひろく導入されています。また餌にも村上ならではの工夫がなされています。いわゆる粗飼料になる稲わらには、地元新潟ならではのコシヒカリのわらがたっぷり使われているのです。さらに、出荷までの成長に合わせてそれがきめこまかく管理され、穀物のブレンド割合などを精妙に変えながら育てられているのです。

 

緑豊かな大自然でのびのび育てられた村上牛。平成8年度には、「全国肉用牛枝肉共励会」に出荷された8頭の一頭が最高位の名誉賞を受賞したほか、5頭が入賞するという快挙を達成しました。この時から、村上牛は全国的に知られるブランド牛として高い評価を得て、今日もなおその品質の向上が図られています。

 

黒毛和牛の一種である村上牛は、あざやかな色と肉質のやわらかさ、そしていわゆる「霜降り」といわれるサシが入りやすいため、甘みのある風味が豊かであるという特徴があります。

 

ブランド牛のおいしい食べ方は、ステーキももちろんおいしいのですが、調理例としては「たたき」がおすすめです。身がやわらかいながらも、しっかりしたコシがあり、豊かな甘みを感じさせてくれるのが村上牛。薄めにスライスした肉のたたきをコシヒカリのごはんの上にのせたあぶり焼き丼は、地元村上でも人気のメニューです。

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