ブランド牛・和牛・国産牛【牛肉なび】

皇牛(山口県)ブランド牛の紹介

ブランド牛と呼ばれる牛には必ず歴史があります。その土地に由来した文化や気候が育みだした牛には特別な価値があります。

 

山口県の見島牛は日本の肉牛、つまり和牛のルーツと言われる非常に価値の高い牛です。現在は100頭前後しか生息していないので実は天然記念物に指定されていて、絶対に食べられないというわけではないのですが、ほぼ市場に出回ることのないですし、食べられる機会もほとんどない貴重な牛です。そんな見島牛の遺伝子を受け継いでいるのが皇牛です。

 

皇牛と書いて、すめらぎぎゅうと読みます。この皇牛は交雑種と言って、ある牛ともう一頭を掛け合わせてできていますが、見島牛と黒毛和種を掛け合わせています。

 

品質規格というものがあり、これはA3、A4、A5の最高峰の上質なブランド牛ということです。なぜかと言うと純血の牛で外国牛の影響を全く受けていないからです。しかも日本では唯一の純血牛です。しかも皇牛は霜降りがよく入るという遺伝子が入っています。ですからもともと霜が降りやすく上質な脂肪は甘く、また脂肪自体が少なくあっさりとしています。お肉本来の旨味、深みを充分に味わえます。さらにロース芯が大きく、大麦を長期間与えることにより赤みや脂身もあっさりした味となります。

 

また品質管理もしっかりしています。皇牛は皇牧場で大事に育てられた牛だけを指しますから、他のブランド牛と同じように産地や牧場がハッキリしています。ですから安心、安全であり信頼できます。ブランド牛に限ったことではないですが、やはりどこの場所でどんな飼育をして、育てている方はどんな方かがわかることが食に関して重要だと思います。それがはっきり分かるということは、その肉質や味わいと同じくらい大切なのではないでしょうか。皇牛は見島牛の遺伝子を受け継いでおり、これを基本としたうえでその品質と味と安心感において信頼できるしっかりしたブランド牛であること。これが皇牛の魅力です。

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