ブランド牛・和牛・国産牛【牛肉なび】

米沢牛(山形県)ブランド牛の紹介

日本が世界に誇る食材の一つに和牛が有りますが、中でも三大和牛として松坂牛、神戸牛と並び称される米沢牛は、決め細やかな霜降り部分が口の中で蕩けるほどの味わいを感じさせてくれるものとして、食べた人に感動すら与えるものとなっています。

 

しかし、一般に流通している和牛以上に、これら三大和牛として販売される際には、その生産地から牛の種類、更には性別から年齢、そして当然の事ながら肉質まで厳しい審査を受けたる事によって格付けされたもの以外は、そのブランド牛として販売する事が許されず、この基準が更に三大和牛のブランド力を高める結果となっています。
三大和牛を生産する他の地域でも当然の事だとは思いますが、米沢牛は生産されるに当たり、その飼料にも充分に配慮される事によって、和牛の生命線とも言うべき、牛脂とその比率、そして、所謂サシと呼ばれる霜降り部分が形成されているのです。

 

従来、牛や豚など四足で歩く動物を食用とする習慣の無かった米沢の地で、米沢牛が生まれたのは、明治初期、当時の米沢藩に開かれた藩校に招かれた英語講師が、故郷を懐かしんで食した事が始まりと言われています。
その時、食された牛肉のおいしさに驚いたその講師が、祖国へ帰る際、横浜へ牛を一頭連れ帰り、仲間に振舞った事で広まったと言われています。
その後、米沢牛の美味しさは全国へと広まり、和牛の中でも特別の存在とされるブランド牛としての地位を確固たるものとしたのです。

 

その味は現在においても変わる事無く、伝統と美味とを融合したものとして変わらぬ評価を受け続けているのです。
また、品質における審査は東北大震災や、産地偽装などの問題を経て、更に厳しいものとなり、現在ではその肉質は勿論、生産者の氏名や生息環境、そして、原子力発電所で起きた事故の影響による残留放射能の有無等、各種の情報を消費者個人が知る事が出来るようになっているのです。
これらの厳しい条件、そして審査をクリアして初めて、ブランド牛である米沢牛として消費者の下へ届く事となるのです。

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