ブランド牛・和牛・国産牛【牛肉なび】

神戸ビーフ(兵庫県)ブランド牛の紹介

神戸ビーフとは、黒毛和種の但馬牛を洗練させた方法で肥育して得られた肉が定められた基準に適合した場合において、但馬牛の代わりに与えられる名称です。ブランド牛としては、松阪牛と人気を二分するほどの存在で、世界的にも高く評価されています。兵庫県では長年にわたって但馬牛の肥育が行われ、独特な肥育法も生み出されてきました。厳選したエサを与えて健康的な環境で牛を育てることで、筋繊維が極めて緻密な肉質となります。筋繊維に脂肪分がついている状態の霜降り肉も特徴で、すき焼きなどの料理にしたときには絶妙な軟らかさを楽しむことができることでも人気です。

 

神戸ビーフは産地の兵庫県内だけでなく、全国ヘ向けて出荷されています。肉食文化がすっかりと定着した現代では、全国の各地で数多くのブランド牛が肥育されて良質な牛肉が出荷されています。数十年前よりも競争は明らかに激しくなっていますが、神戸ビーフは今でもブランド牛として高い評価を受けています。海外の有名人の中には神戸ビーフの美味しさに魅了された人も多く、世界の高級食材の一つとしても有名となりました。

 

神戸は港町であり、明治時代から西洋の料理文化をいち早く取り入れてきた地域です。神戸ビーフの存在は日本の食文化にとっても重要です。食の欧米化が一般的となった戦後の時代には、ステーキなどの西洋料理が人気となりますが、選ぶ肉は神戸ビーフが一番良いと考える人も少なくありません。世界にも誇れる肉質を生み出すためには、生産者の知恵が必要です。生産者ごとに長年にわたって洗練させてきた肥育法があります。

 

神戸ビーフは、すき焼きにして食べるときには砂糖と醤油をかけるだけでも十分に美味しいものです。ステーキにして食べるときには、塩とコショウだけで味付けをしても、底知れない肉の旨味を堪能することができます。極めて上質な脂身は、脂っこさが少なくて軟らかいため、歯が弱いお年寄りでも食べやすいものです。冬の季節には、しゃぶしゃぶにして食べても絶品の美味しさを楽しめます。

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